伝道活動ニュース
第39回実践布教研究会
[2009/05/22]

- 講題「布教伝道~虚空菩薩に学ぶ~(無量の智慧を現代社会にどう活かす)」
永井宗直師

- 講題「禅的な生き方」
玄侑宗久師

- 講題「現代社会と仏教」
養老孟司氏
仏教伝道協会は5月18日から20日に、第39回「実践布教研究会」をテーマ「布教伝道―虚空蔵菩薩に学ぶ―」のもと、臨済宗建長寺派大本山建長寺(吉田正道管長)で開催しました。
曹洞宗、浄土宗、真言宗、浄土真宗など、宗派を越えた僧侶ら約七十人が集まり、吉田管長の提唱(大覚禅師語録)、坐禅、作務などを通じて建長寺の宗風に触れました。
また、横浜市の孝道山(岡野正純統理)を参拝し、建長寺では玄侑宗久師(作家、臨済宗妙心寺派福聚寺住職)、養老孟司氏(東京大学名誉教授)、永井宗直師(臨済宗建長寺派教学部長)の各先生による講話を拝聴し仏教への理解を深めるとともに、「今日の葬儀(仏事)を考える」のテーマのもと分科会を行い、いかにして仏事を機縁として仏法を伝えることができるのかを討論しました。

- 孝道山を参拝する参加者一同
地域に密着した布教教化の必要性を学びました。

- 六つの班に分かれての分科会で、葬儀のカタチが変わりつつある中にあっても、いかにして仏教を伝えるのかについて議論しました。

- 「今日の葬儀(仏事)を考える」のテーマで議論した分科会の成果を発表しました。
【主な意見】
・葬儀が形骸化していることは僧侶の問題。
・語る僧侶から聞く僧侶へ。
・僧侶自身が葬儀(仏事)の意味や意義をより深め、伝える(布教)ことが求められている。
・直葬儀の増加など葬儀のカタチは変わっているが、仏教の教えは不変である。
・葬儀の際だけでなく、普段から檀家とコミュニケーションを取る必要性がある。

- 閉講式で、建長寺派の高井正俊宗務総長から、「衣を着た位牌になるな」という、僧侶に対する自戒を示した吉田正道管長の言葉を紹介しながら、僧侶が寺院や地域で共に力を合わせて活動することを提言して頂きました。






