![]() 「和英対照仏教聖典」は 書店でお求めになれます。 1冊 2,100円(消費税含む) ISBN4-89237-201-3 |
*ご利用のサウンドプレーヤーのボタンをクリックし朗読をお聞きください。 この人間世界は苦しみに満ちている。生も苦しみであり、老いも病も死もみな苦しみである。怨みあるものと会わなければならないことも、愛するものと別れなければならないことも、また求めて得られないことも苦しみである。まことに、執着を離れない人生はすべて苦しみである。これを苦しみの真理(苦諦 [くたい] )という。 人生の苦しみが、どうして起こるかというと、それは人間の心につきまとう煩悩から起こる。その煩悩(ぼんのう)をつきつめていけば、生まれつきそなわっている激しい欲望に根ざしている。これを苦しみの原因(集諦 [じつたい] )という。 この煩悩の根本を残りなく滅ぼし尽くし、すべての執着を離れれば人間の苦しみもなくなる。これを苦しみを滅ぼす真理(滅諦 [めつたい] )という。 この苦しみを滅ぼし尽くした境地に入るには、八つの正しい道(八正道 [はつしょうどう] )を修めなければならない。これらの八つは欲望を滅ぼすための正しい道の真理(道諦(どうたい))といわれる。 この4つの真理を人はしっかり身につけなければならない。 |