![]() 「和英対照仏教聖典」は 書店でお求めになれます。 1冊 2,100円(消費税含む) ISBN4-89237-201-3 |
*ご利用のサウンドプレーヤーのボタンをクリックし朗読をお聞きください。 人には、迷いと苦しみのもとである煩悩がある。この煩悩のきずなから逃れるには五つの方法がある。 第一には、ものの見方を正しくして、その原因と結果とをよくわきまえる。 第二には、欲をおさえしずめることによって煩悩をしずめる。 第三には、物を用いるに当たって、考えを正しくする。着物や食物を用いるのは享楽のためとは考えない。着物は暑さや寒さを防ぎ羞恥を包むためであり、食物は道を修めるもととなる身体を養うためであると考える。 第四には、何ごとも耐え忍ぶことである。暑さ・寒さ・飢え・渇きを耐え忍び、ののしりや謗りを受けても耐え忍ぶ。 第五には、危険から遠ざかることである。賢い人が、荒馬や狂犬の危険に近づかないように、行ってはならない所、交わってはならない友は遠ざける。人には、迷いと苦しみのもとである煩悩がある。この煩悩のきずなから逃れるには五つの方法がある。 |